2020年の実施方針

2020/07/28現在

「大阪フリンジフェスティバル」の会議で「2020年の実施方針」が決まりました。それは以下の通りです。

・今年度の開催はコロナとの共存をするエンターテイメントのあり方を提案、議論するために予定通り行うこととする。
・今年度は「困難な状況においてもやめない姿勢を示す」こと、「エンターテイメントの新しいあり方を実験する」ことを目的とする。
・無観客オンラインでの開催を基本とする。そのための配信方法など、アーティスト・パフォーマーと協議し、場合によっては配信のサポートなどを行う。
(ただし、開催直前のコロナ収束状況により、野外での公演を行う可能性を判断する。)
・オンラインにおいて、大阪フリンジの地域性を担保するため、背景に大阪の特徴的な風景を取り込むことを積極的に取り組む。
・開催期間は当初の予定通り9月20日から10月21日とする。しかし、出演者の希望により演目が無い日も存在する。
・会期直前の状況により、野外での開催を行う場合は、大阪での直前一週間の感染者状況と大阪のガイドラインを判断の基本とする。
・出演者、スタッフに感染者が出た場合、あるいは全国のエンターテイメントに対する風潮が批判的になる場合において直前でも開催中止の判断はあり得る。

非常に困難な状況下では、フリンジは、作品をデジタルオンラインで実現します。これは初めての試みです。
大阪フリンジフェスティバルは視聴者がフリンジオンラインを通じて視聴体験をする手助けをします。
これに加えて、バーチャルショー、フェスティバル全体のクラウドファンディングキャンペーン、アーティスト向けワークショップ、新しいオンラインアート業界プラットフォームなど一連のデジタルアクティビティを実行する予定です。#Osakafringeonline

大阪フリンジフェスティバルプロデューサーである一般社団法人フェスティバーロ代表理事中立公平はこのように述べています。

大阪フリンジフェスティバル実行委員会のメンバーは基本的に「ライブ至上主義」です。
そのために、議論は時折対立したり白熱します。メンバーのライブ愛は共通しています。
しかし、今はこの状況下を踏まえて乗り越えるためのアイデアや知恵を出す前向きな議論が必要な時だと思います。

それは簡単なことではありませんでした。
どうしても「やっぱりライブに勝るものはない」「オンラインでは地域と取り組むというフリンジの基本姿勢が崩れる」という意見が出ます。
そうした意見を尊重しつつ、それでも粘り強く議論を重ね、前向きに進めた結果が「今年の実施方針」となりました。
多くのアーティストやフリンジを愛する観客、そして大阪フリンジフェスティバルを開催する街の人たちと共に、この困難な時を共に乗り越えていきたいと思います。